最終更新日 2023年1月25日
性病はその名前の通り性交渉を行うことで感染してしまう病気のことです。
淋病やクラミジア、性器ヘルペス、HIVやB型肝炎も性交渉によって感染してしまいます。
性病の主な感染経路や唾液や精液、膣の分泌物部や血液です。
性交渉を行う際に避妊具を付けずに行うと粘膜に直接唾液や精液、膣の分泌物が触れてしまうため性病に感染しやすくなってしまいます。
性交渉を行う際には女性が低用量ピルなどを服用していて妊娠の可能性がないとしても、性病感染リスクを軽減するためにコンドームなどの避妊具を使うようにすることが重要です。
しかし、性病に感染する場所は性器周辺だけとは限りません。
オーラルセックスが当たり前となっている現在では、喉や口の周りにもウイルスや細菌が感染してしまうことがあります。
クラミジアや淋病、カンジタなどは喉に感染したり、喉に感染している場合には逆に性器に感染個所を広げてしまう可能性があります。
性交渉の後に喉の痛みや腫れ、口内炎などの炎症が起こった場合には喉へ感染してしまっている可能性があります。
場合によっては症状が出ないまま喉に感染してしまっていることもあり、本人も気づかないままパートナーなどに感染を広げてしまっているケースもあります。
性病の治療の際には、自分だけ行っていても意味はありません。
特定のパートナーがいる場合にはどちらかが感染して治癒をしても、相手からまた感染させられてしまうことがあります。
これをピンポン感染と言い、二人ともが治療を完了するまでは感染して、感染させて、を繰り返してしまいます。
「何かおかしいな」と感じた場合には、自分だけでこっそりと治療を行うのではなく、パートナーと一緒に治療を行うことが重要になります。
また、特定のパートナー以外とは性交渉を行わない、体調が悪い時には普段なら免疫力によって退治できるウイルスや細菌に感染してしまうこともあるため、体調が悪い時には性交渉を行わないようにするのも性病に感染しないようにする方法になります。
※参考HP⇒性病発症までの期間や原因などを詳しく解説