1.焼肉の焼き方の順番とコツを解説
友達や恋人、親しい間柄の人たちと焼肉を楽しむことも多いことでしょう。
このような時にはそれほど気にすることなく、自分が好きなようにお肉を焼いて食べているかもしれません。
しかし上司や取引き先の相手などと一緒に焼き肉をする場合には、それなりのマナーが必要となります。
基本的にそのグループの中で一番の若手がお肉を焼くかかりになりますが、ただ焼けばよいと思っているのであれば、それは大きな間違いです。
焼肉にもそれなりのマナーがあるため、大切な相手と一緒に行く場合には、しっかりとマナーも守りたいものです。
まず重要となるのが肉を焼く順番と言えるでしょう。
自分が食べたいからという理由で、タレが付いていて脂がたっぷりとのっているカルビを焼いてしまえば、これは大きなマナー違反となります。
焼く順番が決まっている理由としては、なるべく網を汚さないようにしてきれいに焼いていきたいからです。
タレが付いているものを先に焼いてしまえば、タレが網についてそれが焦げて汚れてしまい、赤みの少ないものは脂身が多いことから、網に脂がこびりついて汚れてしまいます。
またタレが付いているものを焼き始める際にも、できる限りタレの味が薄いものから選んで焼くように心がけることも大切です。
2.焼くときのポイントとマナー
そして焼く時のポイントとしては、網の上にたくさんのお肉をのせたいと思う人も多いかもしれませんが、たくさんのせるのではなく、人数分の枚数を焼くのがポイントです。
網の上にたくさんのせてしまうと、食べるのが追い付かなくなってせっかくのお肉が固くなってしまいます。
焦げないようにとお皿にのせてしまうと、今度はお肉が冷めて冷たくなってしまうことでしょう。
タイミングよく焼いていくのはなかなか難しい方法ですが、食べるタイミングに合わせて焼き上げることによって、みんながおいしく食べることができます。
また焼いている間にお肉を何度もひっくり返して焼いている人も見られますが、ここでひっくり返すのは一回だけにとどめておきましょう。
最初に片面を焦げ目がつくまでしっかりと焼き、反対側は軽くあぶる程度に焼きます。
この焼き方をすれば、焼肉のうまみが中にしっかりと閉じ込められるので、一番おいしい焼き方と言えます。
そして焼肉といえば、においが気になるという人も多いことでしょう。
特に女性の場合には、においには敏感であるため、できる限りにおいがつかないように、事前にできる対策を覚えておきたいものです。
焼肉に行く前にできる対策としては、まず最初に衣類に消臭スプレーをかけておきましょう。
洋服のほこりなどをしっかりと落とした後に、事前に消臭スプレーをかけておきます。
これによりにおいがつきにくくなるでしょう。
この時に気をつけたいこととして、スプレーのし過ぎには十分に注意しましょう。
特に香りつきのスプレーを使うと、せっかくの焼肉がおいしくなくなってしまいます。
無香料のスプレーを使うことで、マナー違反を避けることができます。
3.焼肉のにおい対策とアドバイス
そして店内に入って食事をする直前にも対策をすることはできます。
上着やストールなどは、店内に入ったらすぐに脱いでおきましょう。
スーツを着ているのであれば、ネクタイもできるのであれば外しておきたいところです。
脱いだ上着などはハンガーにかけたくたくなるかもしれませんが、裏側が表にくるように小さく畳んでおきます。
衣服の布は細かい繊維で作られているので、繊維のすき間ににおいが入り込むことによって、においが吸収されて洋服にいやなにおいが付いてしまいます。
なるべく表にくる面積を小さくし、できる限りにおいに触れないようにすることがポイントです。
このように事前に対策を行っていたとでも、どうしても洋服や髪の毛にはにおいが付いてしまうものです。
帰ってから洗えば良いと思う人もいるかませんが、そのあとに用事などがあるのであれば、できる限りにおいを消しておきたいものです。
髪の毛ににおいが付いてしまった場合には、ドライヤーをかけるだけでもかなりの効果が期待できます。
飲食店で食事をした後にドライヤーがないこともありますが、このような場合にはウエットティッシュを使って軽く髪の毛の表面を拭くことによって、においを少しは軽減できます。
事前に焼き肉にいくとわかっているのであれば、シート式のドライシャンプーを用意しておくと便利です。
そしてドライシャンプーと同じように、ドラッグストアにはヘアリフレッシャーと呼ばれるトリートメントのスプレーが販売されています。
お店をでる前に、洗面所などで地肌にスプレーをして髪の毛をなじませることで、夏場にはリフレッシュ効果も期待できます。
衣類ににおいが付いてしまった場合には、上着などを風に当てるように振り回してみます。
こうすることによって、表面についてしまったにおいの分子を振り払うことにもつながります。
完全ににおいを消すことは難しいですが、少しでもにおいを落とすことは可能です。
最終更新日 2025年7月9日