川中商事さん曰く上司の接待や会食の機会は少なくなった

川中商事さんに聞いた近頃の接待事情

昔は上司を接待したり会食をしたりということはかなりあったのですが、最近はとても少なくなりました。
これには理由があります、というのは会社というところでの人間関係が希薄になってきているからです。

これは会社というものが個人に関わらなくなってきたという事が関係しています。
昔は終身雇用制度というものがあり、会社は個人の人生にお大きく関わる事が当たり前でした。

個人は会社という組織に属することで自分の社会的な地位を獲得して、そこで生きていくという事があったので、当然会社や上司との関係は密接にしていく事が必用でした。
接待も会食も当たり前のようにするのがむしろマナーでもあったといっても良いかもしれません。

ですが、時代は急変し会社というモノが個人に対して全く責任を取らないシステムが当然という世の中になりました。
終身雇用制度の崩壊がその一端で今では成果主義という名のもとでどんどんと個人を切り捨てるのが会社というものとなったといってもいいでしょう。

成果主義という言い方をしますが、別の言い方をすると個人の事は考えないで会社が責任を放棄したシステムが今のやり方というようにいっても良いかもしれません。
何しろ成果を判断するのは会社の上司であり、仕事をフルのも上司でありながらその責任を全て個人のせいにして個人の報酬で差を付けていくことで、個人がいかにも働いていないかのように錯覚するシステムを作り上げたのです。

上司と部下の関係は変わってしまった

何しろ成果主義というくせに上司が部下を評価するシステムは昔通りですから、上司の評価次第でいとも簡単に良い悪いを判断して報酬を上下させることが出来てしまうシステムが出来上がってしまったわけです。

こうなると、個人は自分の身は自分で守るしかありません。
当然上司の接待などしている場合ではなく、個人で自分のスキルアップをするなり、新しい事にチャレンジするなりといったことをするようになります。
何しろ上司や会社は責任を取らないという事を明言しているわけですから、そのようなところにいても全く意味は無いという事を実感するようになりました。

そのため、無駄な接待などする必要もないということになったわけです。
接待で成果が上がるわけでもなんでもなく、上司の評価が上がるわけでもないわけですから、無駄な時間を過ごすだけ迷惑千万という事になってしまったと居酒屋チェーンの代表的な会社である川中商事さんは言及しています。

株式会社川中商事」も参考

駄目なのは今の世界に適応できていない、昔の人

このような状況を見て、昔の人はそれでは駄目だというような事をいますが、むしろ逆という事がいえるでしょう。
駄目なのは今の世界に適応できていない、昔の人ということになるのかもしれません。

何しろ若者たちが自立しようとしているということが分かっていなくて、自分たちが若者を育てているという勘違いをしているのです。
若し若者たちがお世話になっていると感じているのであれば、上司を接待するようなことは当然としてやります。

そうしないという事は、それだけの価値が既に無くなっているという事に気づかなければなりません。
若者たちから見放されているのが自分たちだという事を考えなければいずれ痛い思いをすることになるでしょう。
何しろ現場で成果を出しているのは若者たちですから、その若者が一斉にそっぽを向き始めたのが現代という事になっているのです。

これまでのように先輩風を吹かせていていい状況ではなくなったという事が今の状況だという事を理解しなければ、直ぐにも自分の足元が崩れていることに気が付くでしょう。
既にそのことに気づいた若者たちは自分たちのすべきことを考えて行動に移しています。

優れた若者に支えられることになる会社の上司たちの世代

会社も一つの会社に属するのではなく、複数の会社に属したり副業をしたりとさまざまな事をするようになっていて、自分で生きていくだけの力を身につけようとしているわけです。
中には学生の時から起業をするような人も多く出てきています。
当然このようなことをしている人達は数年後には大きな成長をしているでしょう。

それに対してこれまで偉そうなことを言っていた人は何をしているでしょう。
その答えは遠からずして出てくることになります。

まず若者たちに勝てる事はないでしょう。
そして引退をして若者たちのお世話になるという事をするようになるわけです。
川中商事さんはこういった時代背景に注目しています。

今の社会は既に若者のお世話になる形で高齢者が支えられるというシステムになっていて、これが大きく若者の負担になっています。
当然これに不満を持っている若者が大勢いるわけです。
何故このようなことをしている高齢者が優遇されて自分たちのような若者が大きな負担を強いられるのかという事を考えるようになっています。

今はネットという大きな情報源があるので、こうした不公平な事はすぐに暴かれるようになっていて、これまでのように情報を隠すという事が出来ない時代になっていますから、こうした不公平感を持つ若者がどんどんと増えていくことで、よりこれまでの高齢者の優遇政策の間違いが指摘されるようになるでしょう。